JLCAデータベース

LCA関連データ提供へのご協力のお願い

LCA日本フォーラム(JLCA)は、JLCA会員等からの自主的提供データを受け入れ公開します。これは、LCAデータベースが利用者によって支え合う公共財であり、今後のより一層の発展には、データの拡充が必要不可欠であるとの判断から実施するものです。ご提供頂く情報がインベントリデータの場合は「自主的提供データ」とし、既に収納されている「工業会データ」および「参考データ」とは性格が異なものとし運営・管理されます。またLCA実施結果の情報をご提供頂く場合は、事例文献として文献データベースに収納いたします。環境負荷がより低い独自技術や、公共性の高いインベントリデータの公表および活用の場として、皆様からのデータのご提供をお待ちしております。

自主的提供データとは

独自に収集したインベントリ分析用データやJLCA-LCAデータベースの活用事例を掲載した公表物を指します。

独自に収集したインベントリ分析用データ

データ提供者が独自に保有する製品やシステム等に対して、実測に基き作成されたインベントリ分析用データ。 システム

JLCA-LCAデータベースを利用した活用事例

JLCA-LCAデータベースを利用したLCAの成果を公表したもの。学術論文や環境報告書などが該当します。

ご提供頂くもの

独自に収集したインベントリ分析用データの場合

所定の様式で保存されたインベントリ分析用データおよびその説明書である所定の書式の報告書。

インベントリ分析用データは、専用の「データ入力ツール」をダウンロードして作成してください。
使い方は「データ入力ツール」のヘルプに記載されています。
なお、Windows Vista, 7で利用する場合は、こちらの手順をご覧ください。
Windows 10 で利用する場合は、こちらの手順を御覧ください。

ダウンロード

データ入力項目の一覧はこちら。

入力項目一覧

報告書はその雛形を参考に作成してください。

報告書作成手順


JLCA-LCAデータベースを利用した活用事例の場合

公表物の電子ファイル(PDF)。

著作権がデータ提供者に帰属する公表物は、提供された電子ファイルをそのまま公開します。(例 環境報告書)

著作権がデータ提供者に帰属しない公表物は、事務局にて公表物の記載内容を要約して公開します。(例 学術論文)

提出方法

事務局宛に、電子メールに添付してご提出ください。その際に、件名を「データの自主的提供」とご記載ください。
メールを受け取った後、事務局より速やかに今後の手続きについてご連絡を差し上げます。

宛先:lca-project@jemai.or.jp

公表までのプロセス

1.データのご提供

データ提供元にて必要な電子ファイルを作成し、事務局までご提出ください。

2.書籍事項のチェック

事務局にて提供資料の記載漏れや記載不備をチェックします。必要に応じて修正をお願いする場合がございます。

3.LCA活用推進委員会での判断

LCA活用推進委員会にて公表の可否を判断します。(原則四半期に1回)

4.審査結果の通知

LCA活用推進委員会の審議結果を電子メールにてご連絡します。場合によってJLCAとしてふさわしくないと判断される場合もあります。

5.データの公表

公表が適切と判断されたデータのみを収納し公開します。(原則四半期単位)

説明責任

提供されたデータの運営・管理は事務局が行いますが、公表データに関する説明責任はデータ提供者にあります。
また、提供されたデータを利用した結果の説明責任はデータの利用者にあります。

お願い

データ入力ツールはインベントリデータをご提供頂く場合に限りご利用いただけます。その他の目的でのご利用や改造などによる不具合につきましては一切の責任を負いかねますので、ご利用に際してはご注意ください。

Q&A

自主的データの提供はだれでも可能ですか

基本的にどなたでも可能です。JLCAの会員でなくても可能ですが、会員登録がないとデータが収納されてもご覧いただけません。

提供したデータは必ず公開させますか

LCA活用推進委員会で公表すべきと判断されたデータのみ公表します。既に、同一のインベントリデータが収納されている場合など、データベース利用者の混乱を招く恐れがあるものなどは、公表できない可能性があります。

自主的データの提供および運営・管理で費用は発生しますか

無料です。

提供データの保守管理は誰が行いますか

ご提供頂いたデータは事務局である(社)産業環境管理協会が、運営・管理を実施します。
データの追加・修正・更新・削除等については、原則データ提供元の要請を受けて行います。

(受付は随時、更新は四半期単位)