ICTの環境負荷削減に関して、企業レベル(企業が提供するサービス全体)の効果量の推計について、共通の枠組みにより集計し、公表していければ、国全体としても定量的に把握できるのではないかと考えられます。さらに、効果の見える化によりICT活用による社会全体の低炭素の進展を加速させると考えられます。
WGでの目的は、そのための共通の推計方法およびICTを提供する会社ならびにICTを導入する会社の環境経営のGreen by ICTに関するKPI(key performance indicator:重要目標達成指標)の確立です。背景として、既にLCA日本フォーラムのWGにて個別のソリューションについて算定法について検討済みでありますが、企業総体(国総体)で捉える際に、全てを積み上げることには限界があるため、財務諸表に記載項目などの経営指数に、何らかの原単位を基に経営の機能部数(売上やユーザー数)を乗じて把握する必要があると考えられます。
本研究会を設置し、ICT事業の企業レベル(企業が提供するサービス全体)の効果量に対する共通推計方法について検討・議論し確立を目的とします。
【委員長】
東京大学大学院 工学系研究科 マテリアル工学専攻 准教授 松野泰也
【委員】
NTT環境エネルギー研究所 企画部長 中村二朗
1 WGへの参加企業は5~10社程度とする。
2 1回/2~3ヶ月(2時間/回)程度の頻度でWGを開催する。
3 上記「目的」の項に記載した共通推計方法の議論を行ない、この結果を報告書に纏める。
参加費はありませんが、交通費、資料作成等は、参加者負担となります。(会場と配布資料コピーは、事務局にて用意致します)
参加者募集上記、募集要項によりフォーラム会員に対して参加メンバーの募集を行ないます。
1 参加条件: | 上記、「目的」の項に記載した内容に関心があり、検討・議論に積極的に参画できるICT事業の企業を募集します。 ※ICT事業の企業レベルを対象とする研究会としては初めての試みであるため、ICT関連の企業に限定させて頂きます。 |
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2 募集期間: | 平成24年12月3日(月)~12月21日(金) |
3 募集企業数: | 10社程度 |
4 参加申込先: | 「参加申込書」に記入の上、事務局へ送付願います。 送付先: 【LCA日本フォーラム事務局】 |