研究会・WG

「ICT(情報通信技術)と生物多様性」に関する研究会
WG(ワーキンググループ)メンバー募集要綱

1.研究会の名称

「ICT(情報通信技術)と生物多様性」に関する研究会

2.背景と目的

 旧環境効率フォーラムにおいて、平成17年度にICTのワーキンググループが設置され、「ICTの環境効率ガイドライン」を作成し、ICTの分野における環境負荷の定量化、環境効率の算出に関して多大なる成果を残してまいりました。それ以後も、「ICTの環境効率評価のための「価値」と新サービスの環境負荷評価方法に関する研究会」等において、ICTソリューションの価値、およびサービサイジングの環境影響評価手法の検討を行ってきました。  一方、近年では、生物多様性に関して注目が集まっております。特に、2010年に名古屋において生物多様性条約締約国会議(COP10)が開催されたことをきっかけに、生物多様性に関して検討し、取り組む企業も増えてきています。

 ICTは、その特長である、サービス提供における脱物質化・効率化を通じて、またICTによる常時モニタリングの活用により、生物多様性の保全に貢献できると考えられます。しかしながら、製品やサービスのライフサイクルの視点での生物多様性の取り組みは、緒に就いたばかりであり、特にICTと生物多様性の関わりに関しては、検討事例がほとんどないのが現状であります。  そのような状況のもと、本研究会を設置し、ICTと生物多様性について以下の検討・議論を行います。

  • 1. ICTと生物多様性の関わりの検討
  • 2. ICTと生物多様性の評価手法の検討
  • 3. ICTの常時モニタリングや地理情報システム(GIS)の活用による生物多様性保全効果の評価手法の検討

3. 発起メンバー(大学・企業)

東京大学大学院

4.活動期間(予定)

開始:平成23年6月
終了:平成25年3月

5.活動方法

WGの委員長は東京大学大学院工学系研究科 准教授 松野泰也先生です。
WGへの参加企業は10社程度とします。
WG を3ヶ月に1回の頻度で開催します。(開催場所は原則、東京とします)
上記「目的」の項に記載した①②に関する議論を行ない、結果を報告書に纏めます。
活動結果を広報するために成果報告会を開催します。

6.活動費

参加費はありませんが、交通費、資料作成等は、参加者負担となります。
(会場と配布資料コピーは、事務局にて用意致します)

【参加者募集】

1. 参加条件: 上記、「目的」の項に記載した内容に関心があり、検討・議論に積極的に参画できる方を募集します。
2. 募集期間:  平成23年6月1日(水)~6月15日(水)
3. 募集企業数: 10社程度(応募企業が多数の場合は調整の上、6月下旬までに決定)
4. 参加申込先: 「参加申込書」 に記入の上、事務局へ送付願います。

送付先:

【LCA日本フォーラム事務局】
社団法人 産業環境管理協会
LCA事業推進センター 井上/濱田
E-mail:
TEL: 03-5209-7708